光合成ユビキティ あらゆる地球環境で光合成を可能とする超分子構造制御

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柴田班の研究成果がプレスリリースされました

東北大学の柴田穣准教授らの研究グループは地球温暖化の緩和に有効な高効率な光合成をする生物の仕組みの一端を明らかにしました。最先端のX線や電子顕微鏡により、タンパク質の構造が解明されてきましたが、生きたままの細胞の中で働く姿はなかなか捉えられませんでした。特殊な光学顕微鏡を用い、単細胞の藻の一種であるクラミドモナスを生存に近い状態で観察することにより、この生物が光を集めるタンパク質はこれまで考えられていたよりもはるかに巨大で高効率なことが分かりました。

【東北大学プレスリリース】https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2025/07/press20250702-02-micro.html
【発表雑誌】Plant Physiology 
【論 文 名】Revealing the diversity of in vivo photosystem I light-harvesting antennae
【著 者】Xianjun Zhang, Rin Taniguchi, Shen Ye, Yutaka Shibata
【 DOI 】10.1093/plphys/kiaf207
【掲載 URL】https://doi.org/10.1093/plphys/kiaf207